はじめまして。Nip&Snapのアリマンです。
イベントでの作品展示を主に活動していまして、掲示板への投稿も稀にしています。
さて、挨拶だけというのも何ですので、作品の写真を手軽に撮る環境作りについて書こうと思います。
ただし、アリマンは写真撮影の専門家では無いので、参考程度にしていただければ幸いです。
作品を作り続けていくと、飾っておくスペースがなくなってしまったり、部品が足りなくなってしまって、古い作品をバラさなければならなくなることがありませんか?
そんなとき、作品の写真をいろいろな角度から撮っておけば、あとで再現することが出来ますね。
また、直接作品を手にとれない人に対して自分の作品を紹介するときにも、写真をとる必要が出てきます。
しかし、いくら最近のデジカメや携帯のカメラ機能が高性能になっているからといって、背景がゴチャゴチャしていたり、明るさが足りなかったりすると、見やすい写真を撮ることは出来ません。
綺麗な字で書いたメモも、紙が汚れていたりすると読めなくなってしまうのと似ています。
そこで、撮影の環境を整えるということが必要になってくるわけです。
綺麗なノートになら、自分が見返すにも、他人に見せるにも読みやすいメモが取れるというわけです。
ところが、実際に環境を整えようとすると、撮影用具の意外な高額さに直面することになります。
撮影ブースや三脚等をそろえていくと、簡単に一万円以上かかってしまいます。
「でも、ブロックの買いすぎでお金が無いし、そんなところに投資するぐらいならブロックを買うよ!」
そんなビルダーの方のために、安く、手軽に撮影環境を作る方法があります。
だいたい、写真撮影を仕事にしている訳ではないので、本格的な道具は必要ないと思います。
必要なものは以下の品々。
・それなりの大きさの単色の模造紙
・卓上ランプ
・アルミホイル
・三脚
これらがあれば、最低限度ですが、それなりに見やすい写真を撮ることのできる環境は作れます。
まず模造紙ですが、これは背景に使います。
適当な高さから自然なカーブで作品を置く面に垂らせば、背景の完成です。
あまり折り目が付かないように気をつけましょう。
次に卓上ランプですが、白熱電球のものではなく、蛍光灯タイプのものが良いです。
白熱電球のものでも、互換性のある蛍光灯電球と入れ替えれば問題ありません。
ランプはもちろん照明として使います。
室内での撮影は明るさが足りていない場合が多いので、ランプで明るさを補うわけです。
アルミホイルは、ランプからの明かりが当たらない場所に光を反射させて照らすレフ板に使います。
使うときには、まっさらな状態ではなく、しわの付いた状態のほうが「いかにも照らしている感じ」が弱くなって良いです。
ダンボールや厚紙などに貼り付けてやると使いやすいです。
そして三脚。
安物でも、ぐらつかなければまったく問題ありません。
使うときにはしっかりカメラを固定し、セルフタイマーかリモコン操作で撮影するようにすると、手ブレが激減します。
これらを準備したアリマンの撮影環境は以下の写真のような感じです。
部屋が散らかっていることについてはご勘弁願います。

そして、この環境で撮影したのが以下の写真です。

以上の四点の合計金額は5000円もしないでしょう。
アルミホイルや卓上ランプは普段使いのものを転用すればもっと安く環境が構築できます。
あとは、カメラの設定や、明かりの照らす角度をいろいろと変えつつ、自分好みの写りを探すだけです。
身近なものや、安価な品物の利用で、趣味の範囲であれば十分な撮影環境は作り出すことが出来ます。
撮影環境の構築に困っている方は、だまされたと思って一度試してみてください。